昨年春、まちなかに長野県立大学の西後町キャンパスがオープンしました。学生さんたちは入学と同時に併設された「象山寮」に入り、1年間はまちなかで学生生活を送ります。
せっかくならその環境のなかで、いつかの種になるような人や視点に出会ってほしい…。そんな願いから、長野市商工労働課と弊社では、学生さんにお店の体験レポートをお願いしてみることにしました。
そこに手を挙げてくれたのが、グローバルマネジメント学部の松田さんと齊川さんです。
ふたりはお店を開くことに興味があるらしく、勉強もかねてお店を営む先輩たちを訪ね、その様子をこちらで不定期レポートしてくれることになりました。
噂によれば海外プログラムもあったりなんだりで、結構忙しそうな県立大生の学生生活。限られた時間をやりくりして行動に移せるって、自分の学生時代を振り返ってもなかなかできることじゃないので、貴重な力だなと思います。
見聞きしたことを文字に起こしてまとめるのは骨の折れる作業でもありますが、ぜひ楽しむこと第一でこのスペースを使っていってください!
それでは以下からレポートをどうぞ〜
県立大生のまちなかレポート
■■その1:カフェ「日々」■■
本日は、カフェ日々さんにお邪魔しました。
善光寺門前、市立図書館のそばにあるとっても可愛らしいお店です。
それでは店主である樋澤倫子さんにお話を聞いてみましょう!
こちらのお店、元々は蕎麦屋さんだったのです。
とても可愛らしい店内で驚きました!
(倫子さん)いらっしゃいませ~
こんにちは~、素敵なお店ですね! 本日はよろしくお願いします!
ありがとうございます。 お席にかけてお待ちくださいね。
とても元気な倫子さん。
地元の食材を使った美味しいケーキと飲み物を出してくださいました。
こちらのカフェでは、旬のものを使ったお料理も作られているそうです。
ランチメニューもとても美味しそうでした♪ 詳細はホームページをご覧ください!
~対談~
―お店を一人で経営する上で大変なところや楽しいところってありますか?
全部自分で決めて、理想や希望通りにできるところが好きです。 でも、全部自分でというのが逆に大変なときも・・・。会計やお掃除、何かあったときにお店を営業できないところが特に大変です。人を雇う難しさもあるので、一人でやることは苦ではないかな。 自分の好きなことをのんびりやる分には十分ですよ~。
―では、お店を経営する上で、お客さんに言われてうれしいことは?
「おいしかった」という一言がうれしい!
つらいことがあってお店をやめたくなっても、お客さんの励ましを思い出します。常連のお客さんや、遠くから来てくれる方を思うとやめるのはもったいない!となります。
―デザート本当においしいです! こんなにおいしいお料理ですので私も友達に教えたいのですが、たくさんのお客さんに来てもらうために倫子さんが工夫していることは何ですか?
Instagramを2017年の6月くらいから始めました。あと、メニューを週替わりにしたり季節のものを出したりすることを意識しています。ハロウィーンの時期はカボチャや栗を使用したり、クリスマスはシュトーレンを焼いたり!メニューは固定しないのがこだわりです!
―メニューが変わるのは通いたくなりますね。その他にこだわりはありますか?
家族に食べさせたい安全なものをお客さんに出すようにしています。有機野菜があったら選んだり、地元のものがあれば、採れたてのものを選んだりしてますね~
―体にいいものを食べられるお店も必要ですね!お菓子の研究はしていますか?
本で見て勉強したり、東京などにある手作りでおいしいものを作るお店に行って食べて学んだりしています。
―好きなことだと勉強するのも楽しいですよね~。倫子さんのおすすめのメニューは何ですか?
自家製のパンプレートです。 真夏はパスタにしたりするのもおすすめですよ。
―最後に、今後の目標があれば教えてください!
お菓子作りが夢で始めたお店なので、細く長く続けていきたいです。そして、皆さまに愛されるお店を目指します!
―素敵なお話を聞けてよかったです。ありがとうございました!
こだわりの詰まったとっても素敵なお店でした。気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力ですので、皆さんもぜひ訪れてみてください!
これからも地元のお店をいろいろと紹介していきます。頻度は少なめですが、次の投稿を温かい目でお待ち頂けると嬉しいですʕ·ᴥ·ʔ
カフェ日々
長野県長野市諏訪町509
電話 026-232-0239
営業時間 11:30~17:00 (定休日:日、月、火、祝)
ホームページ http://www.cafehibi.net/
長野県立大学 後町キャンパス