13:30~15:30(参加人数:10名)
先月の床剥がしに引き続き、今月は壁を壊すワークショップを行いました。
集合後に本日の壁壊しの説明と、現状の建物の状態の説明を久米さんと土倉支部長からいただき作業スタート。
薄壁で囲われている元厨房部分をすべて壊し、吹き抜けにして行きます。
壊すとその建物に増築があったことや柱を抜いたことなどが分かり、今後の再建築の方向性が見えてくるそうです。
金槌やバールを使って壁を壊し、壁の廃材と材木を分けてまとめていきました。
周りに気を付けて壊していきます。
また、くぎも踏まないよう注意しながらの作業です。
壁を壊すと、過去に増築した工事の跡が露わになってきました。
柱を抜いてある箇所もいくつか見られました。
壁がなくなることで一つの空間になり、部屋が広がりました。
こちらは、壁を壊すと壁から断熱材が出てきました。
古い断熱材も分別して袋に詰めます。
後ろの勝手口まで吹き抜けになり、光が差し込んでいい感じです。
壁を壊していると壁の中から、昔の新聞が出てきました。
昔は土壁の塗装を塗った際(?替わり?)に新聞を貼ることも多くあったそうです。
そういったリノベーションの物件からそういったものもよく発見されて、建設された時代がだいたいいつ頃か知る手掛かりとなります。
今回の新聞は戦前の古いもので保存しても面白いかもしれません。
本日はここまでの作業で片付けとなりました。
次回は2週間後の11月29日(日)に続きの壁壊し作業を行います。
少しずつ、リノベーション工事が進んできました。
地域からも親しまれる古民家になるといいですね。
みなさんお疲れ様でした。
【BEFOR】
【AFTER】