11月20日(日)、つばめタクシー(本社:西鶴賀町)社長の滝沢さんが案内人となって「古地図でまちあるき」を開催します!
「子どものころは考古学者になりたかった」というくらい、歴史愛と探求心にあふれている滝沢さん。
そんな滝沢さんが、11月20日~23日開催の「門前きものこまち」とコラボ。
着物にちなんだ「権堂芸妓お座敷噺と文明開化の新娯楽」というテーマで、権堂アーケード~西鶴賀公民館までの道のりを解説します◎
かつて善光寺町の大火で周辺の旅籠屋が延焼したことから、 “参拝客の宿泊先”として栄えはじめた歴史がある権堂町。
表権堂・裏権堂で「水茶屋」と呼ばれる宿で男性相手をしていた「娼妓」が明治の法改正で開放され、新たに「権堂田んぼ」に大きな遊郭「鶴賀新地」がぽつんと誕生。
その遊郭に続く道「新地ロード」に商いを始める職人さんが住みはじめ、それが「西鶴賀通り」となり、今の「西鶴賀町」に至っています。
「鶴賀遊郭」誕生後、権堂町には芸を売る「芸妓」が多く住むようになり、
「置屋」と呼ばれたタレント事務所を通じて料亭に出向いてお唄や踊り、演奏を披露していました。
そんな、お三味線の音があちらこちらから聴こえてきた時代にも想いをはせながら、終着地点の西鶴賀公民館では、お座敷文化のお噺と、実際の演奏をご鑑賞いただきます◎
演奏者の方々は、その道で名の通った超一流の方々ばかり。
なんだかお願いするもの恐れ多かったのですが、「邦楽文化を広め・継承したい」ということで二つ返事で快く!ご出演いただくことになりました。
(演奏中も撮影したりも全然OKとのこと…。神。)
滝沢さんの「ブラタモリ」をほうふつとさせるマニアックながらもおもしろ味に富んだ案内と、超一流の演者の方々によるお座敷演奏会。
贅沢なコラボをまちあるきしながら一緒に楽しみましょう~!
11月20日(日)13:00~15:00
『つばめタクシー社長と古地図でまちあるき』
明治時代の古地図をたよりに権堂町~西鶴賀町へ。
文明開化で誕生した娯楽の軌跡を辿ります。
あちらこちらから三味線が聴こえた時代にも想いをはせて、
お座敷噺や端唄、小唄の鑑賞も楽しんでみませんか?
ご予約・お問合せ:まちくらしたてもの案内所 090-1553-1485(9:00-18:00)
集合場所:R-DEPOT 1階
参加料:1000円(鑑賞料込)
※ドレスコードはありません◎ 平服でお気軽にご参加ください
※集合場所にも、実は文明開化の女性進出にまつわるエピソードがあるそうですよ~
■R-DEPOT
■西鶴賀公民館(竹山稲荷神社)
2022年6月にオープンした“まちづかいの拠点”
西鶴賀公民館